#0089@顧客軽視 [ニュース]
美少年酒造、民事再生申請=裏金問題で経営難加速-熊本(時事通信) - Yahoo!ニュース一連の、偽装米事件の中で、この「美少年酒造」の件だけは異質に思える。
何しろ、社長が偽装業者からリベートを受け取っていたのだ。
手口としては、仕入れた米の種類を偽り、安い米と高い米の差額から、
リベート用のカネを捻出したことになる。
その「差額」がないと、「自分の懐にカネが入ってこない」ということは、
社長自身も認識していたはずで、そんな計算は小学生でもできる。
ここでもっとも問題なのは、リベートそのものではなく、
「偽装したことでどんな米が酒の原料に使われたか」
ということに対し、社長自身があまりにも無頓着すぎるのではないか?
ということだ。
「人の口に入るモノ」を作っている人が、その程度のモラルハザードすら持ち合わせていない、
という点に、憤りを感じる。
もし、明確に「ウチの酒には事故米が使われている」という認識を
社長が持っていたとすれば、それは明らかな犯罪(故意犯)ではないか?
そして、それを取り締まれない現在の法律って何?
管轄官庁は何をやっているのか?
と考えると、さらに怒りがこみ上げてくる。
民間人の消費者をバカにするのもいい加減にしてほしい。
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