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#0133@FC3Sのワイパー [FC3S・RX-7]

ワイパーがまた壊れました
どうして、こう何度も壊れるんでしょうか? FC3Sのワイパースイッチです。長く乗っているから、壊れるタイミングに遭遇しやすいということもあるんでしょうけど、実際、もう4回ぐらい交換していますから、困ったものです。

クルマいじりが専門のチューニングショップに聞くと「そうだね、壊れるね、仕方ないね」と、まさに「プロも認める消耗品」なんですね。
ただ、このワイパースイッチ、現在の純正部品の新品価格が「約3万円」です。旧車のスイッチごときに、こんな大金は払いたくないですよね? というか、どうせまた壊れることがわかっていて、3万円を投資するのもどうかと思います。
なぜ、こんなに高いかというと、メータークラスターの左にあるリアワイパー(カブリオレではルーフ開閉スイッチ)とハザードランプのスイッチと、ワイパースイッチが一体になっていて、非分解だからなんです(バラせなくもないですが……)。

FC3Sのワイパースイッチが壊れるパターンとしては、ほとんどが「間欠ワイパー作動中にいきなり止まる」というものですが、それを直すために、壊れてもいないほかのスイッチまでAssy交換しなければならないってことなんですね、バカバカしい。

そこで、対策を考えました。市販の「ワイパーコントローラー」を使う方法です。
壊れている「間欠ワイパー」の部分だけ、独立した別のスイッチで動かせばいいわけです。

というわけで、探してみました。しかし、ほとんどそういう種類の製品が出回っていません。オートバックスやイエローハットにもありませんでした。

やっとのことでヤフオクで見つけたのが「ミツバ ワイパーコントローラー」です。これ、もともと古いクルマや外車など、間欠ワイパー機能を装備していない車種用の後付けパーツとして用意されたものなんですが、最近は、間欠ワイパーが付いていないクルマが少なくなったので、需要が減ったということで、あまり店頭で見かけなくなったという商品です。価格は4000円ぐらいでしたかね。
miz-wipcon.jpg
wipc-men.jpg







というわけで、このコントローラーを付けようと思ったんですが、ただ普通に付けるのはツマラないので、ちょっとだけ見栄えを気にして、うまく付ける方法を考えました。

それは、純正で元からあるスイッチパネルを使う、ということです。まあ、完成状態を見れば一目瞭然です。
wip-kansei.jpg











こんな感じで付きました。でも、そのためにはちょっとした加工が必要でした。
futa-n2.jpg
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まず、純正のスイッチパネルを用意します。ワタシが買ったときは970円でしたが、現在では1000円以上すると思います。
futa-cut.jpganaake.jpg
そしてこれを加工します。ミツバのコントローラー自体は、メーターフードの中に収まるサイズですが、パネルに固定するのに、一部、邪魔になる箇所があるので、これをカットします。
そして、コントローラー本体から付属のダイヤルスイッチを抜き取り、そのときに現れるスイッチ側のシャフトの位置に合わせて、パネルに穴を開けます。

その穴のサイズと位置が重要ですね。もし、コントローラー付属のダイヤルを使うなら、ダイヤルの大きさに合わせて穴を開けましょう(付属のダイヤル用では、写真のものより大きな穴を開けることになります)。ただ、そのまま装着しても、ダイヤルの先端が少し奥まってしまい、回す操作をしづらいと思いますので、直径が同じぐらいの円筒形のものを用意し、ダイヤルの上に両面テープで固定します。スイッチを延長する、という感じですね。ワタシのオススメは、不要になったマーカー(マジックインキ、サインペンなど)のキャップです。基本的にはサイズが合っていればなんでもいいんですが、マーカーのキャップなら、だいたい「黒い」ので削って加工してもアラが目立たないかな、と思いまして。

で、コントローラーをパネルに両面テープで固定し、配線作業をすればそれで完成です(配線作業は、付属の説明書だけではわかりにくいかも……。とりあえず、導通テスターは必要です)。

ワタシもじつは、一度、その方法で完成させました。でも、納得がいかないので、もう一度やり直しました。

それが、スイッチパネルだけでなく、「ダイヤルも純正を使う」という方法です。先ほどの完成写真がソレです。

ただ、このパターンでは別に必要な部品があります。それは「純正のワイパースイッチ」です。ワタシの場合、壊れたスイッチのストックがあったので、それを加工して使いましたが、そうでない場合は、やはり最初の例のように普通に付ける方法の方がいいでしょう。
shiro-1.jpg
shiro-2.jpg

純正スイッチを使う場合、まず壊します。ワイパースイッチのダイヤルを外したときに中心に見える「白いパーツ」を使います。ここから先の加工はほぼ現物合わせなので省略します。それで、ダイヤル自体は、リアワイパー用を使います。うまく加工できると、完成写真のようになるということですね。
sashikomi-2.jpg

 

 

 


ちなみに、このミツバ・ワイパーコントローラーは、無段階ダイヤルの位置によって、2秒~20秒の間で間欠時間を調整することができます。オフ位置にはクリック感があるので、ブラインドタッチでも操作できます。
また、純正のワイパーの作動状況に関係なく機能しますので、逆にいえば、純正ワイパースイッチと同時に作動させると、ワイパーの作動サイクルが不規則になってしまいます。
FC3Sの場合、純正の間欠ワイパーが「完全に壊れているわけじゃなく、たまに動く」という症状になることも多いですが、このコントローラーを付けた後は、できれば純正を使わない方がいいと思います。「間欠はこっち」とアタマを切り替えて使用するのがいいでしょう。

というわけで、FC3Sのワイパーネタでしたが、思ったほどちゃんと説明できませんでしたね。やはり、すべての作業工程の写真を撮っていないせいでしょうね。環境としては、ハンディのルーター(樹脂加工用のバイト付き)があれば作業は可能なんですけど、具体的な方法としては説明が足りませんね、これじゃ。

今度、もう一度分解して、最初から撮影しながらやり直してみるかもしれません。あくまでも「かもしれません」ですけどね。このままじゃ、せっかく読んでくれた人に悪いですから。

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