中国は来るのか(#0319) [プロ野球]
日本シリーズが終わったら開催されるはずだけど、心配なのは、中国と韓国の出方だ。NPB(日本プロ野球機構)はわりと脳天気だし(そう振る舞っているのかもしれないが)、たぶん「普通にやりましょう」と言うだろうけど、国境問題で揉めている両国だけに、もしかしてボイコット? なんて思ったりもする。
何しろ、いろいろな国際的会合で中国は日本人との接触を避けようとしているし、文化的イベント(音楽やスポーツ)への参加を見送ったりしているし…。
と思って調べてみたら、今年のアジアシリーズは「韓国」で行われるらしい。知識不足で申し訳ないが、もしかすると、いつの頃からか「持ち回り」になっていたのかもしれない。
●アジアシリーズ2012開催概要●
http://www.npb.or.jp/asia/
韓国で開催されるなら、韓国のボイコットは当然ないし、中国も参加するかもしれない。少なくとも、日本に来るよりはハードルは低いはずだ。でも、その韓国も難しい。自国開催なのはいいが、日中問題に気を遣いつつ、自分たちの国境問題もある。と、よくよく考えてみれば、台湾だって状況は同じはず。
今回の参加国は、日本、韓国、中国、台湾、オーストラリアの5か国。最低2か国が参加すれば大会自体は成立するが、もしボイコット国が出てきて、しかもそれを無視して強行開催ということになれば、来年以降のシリーズ開催に禍根を残す。
今頃きっと、水面下ではいろいろな探り合いが行われているんだろうと思う。とくに中国と台湾は、尖閣問題では表向きには協調路線は採っていないが、裏では手を組んでいるかもしれないし。「参加するのやめようか?」などと相談していそうな気がする。アジアシリーズの日本チーム(まだ決まっていないが)を応援しに訪韓する人もいるだろうけど、スタンドで国旗を振るような応援には要注意だ。相手が国旗を振っていても、日本人が同じことをやると大きな反感を買うおそれもある。
海外の球場で行われる国際大会は、「完全アウェイ」という雰囲気に触れるだけでも貴重な経験になるし、必ずしも整備状況が良好とはいえないグラウンドでプレーすることも、技術力アップにつながると思う。とくにWBCを目前にしたこの時期にそういう体験ができるのはラッキーだ(といっても、国内優勝しチームからWBCに参加するメンバーは数人だろうが…)。ぜひ、何の滞りもなく開催してほしいものだ。
こういうことを書くと「平和ボケの非国民」と思われるかもしれないが、国境問題は民間人には解決できないことだし、ある意味では政治家が自分たちの存在意義を強調するために国民を煽っている部分もある。「現実的な文化」の面では、もはやどの国にも国境はない。スポーツ大会の場合、参加するメンバーが「気持ちよくプレーしたい」と考えるなら、応援する側もそういう政治的意図を忘れて「気持ちよく応援すべき」なのではないだろうか。少なくとも、隣国の選手を入国させているうちは、戦争は起きないし、もし関係が悪化しているとしても、それは修復可能な範囲にあるはずなのだから。
引退する選手が多いな(#0317) [プロ野球]
今年のプロ野球は、「引退ラッシュ」の様相を呈している。
有名選手の場合、引退発表のタイミングが難しいとされ、とくに優勝に絡むようなチームの場合はなおさらだ。
そういうわけで、たとえばソフトバンクの小久保なんかは、そのタイミングを計って早めに発表した。それが奏功したのか、ソフトバンクはやっとのことでCS圏内に滑り込んだ。
だが、今年は何しろ、阪神の金本や広島の石井、オリックスの田口などの大物が次々と引退を発表したので、早めに発表した小久保のことを忘れてしまった人もいたのではないだろうか?
しかし、最後の最後で、みんなが小久保を忘れないで済む「事件」が起きた。なんと、ソフトバンクはシーズン最終戦となるオリックス戦で、「ノーヒットノーラン」という屈辱を味わわされるはめになったのだ。
ソフトバンクの秋山監督が、シーズン終了のあいさつで「ノーヒットノーランを食らった」などと思わず発言してしまうぐらい、現場には異様なムードが漂っていたに違いない。何しろ、みんなで小久保を盛り上げるはずだったのに、あろうことか、最悪の結果になってしまったのだから。
そして、その割を食ったのが、ノーヒットノーランを達成した当の本人であるオリックスの西投手。凄い記録なのに、喜んでいいのかどうかとまどっている様子。
こりゃ、相当可哀想だ。
本来なら、ニュースで大々的に取り上げられるべき「快挙」なのに、報道する側もどこか小久保に気を遣いすぎている様子。
こりゃ、ますます可哀想だ。
だって、小久保はチームがCSに残ったわけだから、正確に言えばまだ試合に出るチャンスはある。今日が引退試合ではないのだ。それに、CSもしくは日本シリーズが終わった後に、もう一度マスコミに盛り上げてもらえるではないか。
しかし、オリックスの西は、今日で全日程を終了しているので、ユニフォーム姿で取材されるのは秋季キャンプが始まる時期まで待たなければいけなくなる。といっても、わざわざ秋季キャンプにまで、取材に行くマスコミは皆無だろう。つまり、事実上、今年はマスコミに取り上げてもらえない可能性が高いわけだ。
こりゃ、まったく可哀想だ。
今日はちょっと忙しくて、夜のスポーツニュースを見られなかったけど、どこかの局でスタジオに呼ばれたりしているといいな、と期待する。
だって、これじゃあまりにも可哀想じゃないか。
#0280@ビデオ判定第1号 [プロ野球]
公式戦初のビデオ判定=二塁打が本塁打に変更-プロ野球・巨人-ヤクルト(時事通信) - Yahoo!ニュース本日の「巨人vsヤクルト」の試合をテレビで見ていて、その「ビデオ判定ホームラン」を見ました。
#0230@観戦か応援か [プロ野球]
球場入場拒否は無効=「鳴り物応援」認めず-ドラゴンズ応援団一部勝訴・名古屋地裁(時事通信) - Yahoo!ニュースこれ、わかりにくいんですが、応援団の入場自体を禁止するのはダメ、でも応援の一環として「鳴り物」を使うことについては、その禁止は球団の判断しだい、ということでしょうか。
#0200@監督の肩を持つ [プロ野球]
落合に殿堂入りの資格なし!ファン感謝デーでファンの前に現れず(夕刊フジ) - Yahoo!ニュースプロ野球・中日ドラゴンズの落合監督が、マスコミに攻撃されていますね。
#0144@巨人戦、BSフジで中継 [プロ野球]
#0140@巨人戦中継のない土曜日 [プロ野球]
#0118@スイングは速かった [プロ野球]
長嶋さんだ!大田超豪快3球三振デビュー(野球) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース巨人の高卒ルーキー・大田くんが代打で初登場しました。各紙・誌の見出しは「豪快な空振り」「長嶋みたい」とハデなデビューとなりました。
#0074@WBCグッズ [プロ野球]
テレビのニュースで「優勝の瞬間、スポーツ用品店に注文が殺到」と報じていた。
そういえば、サンディエゴでの日本対キューバ戦を観戦した現地の日本人に聞いたのだが、どうやら、せっかく球場に足を運んでも、「お目当て」のグッズはあまり手に入らなかったようだ。そのお目当てのグッズとは、ユニフォームやTシャツといったウェア類。その知り合いがショップに行ったところ、希望のサイズを入手できなかったそうだ。
その日本人の言い分および見立てはこうだ。
「おそらく、こういったウェア類は、各チームそれぞれ同じ数量が用意されたんだろうけど、現地に観戦に行った日本人があまりにも多かったから、SやMなどの小さいサイズばかりが売れちゃったんだと思う」
彼は子供へのおみやげを購入する予定だったが、残念ながらSサイズのTシャツすら買えなかったという。日本チームが決勝トーナメントに進めば、日本人の観客が増えることは容易に想像できたはず。まして、サンディエゴやロサンゼルスで試合を行うとなればなおさらだ。それなら、「なぜ日本人の大人用の『M』と子供用の『S』を増産しなかったのか?」と、彼は憤っているのだ。
サンディエゴから自宅(ロサンゼルス近郊)に帰った彼は、自分の息子のためにネットショップなどでウェアを探したそうだ。その後の顛末は聞いていないが、あれから数日が経過し、しかも日本チームが優勝してしまった今、さらにWBCグッズの入手は難しくなっているかもしれない。
#0043@球界はマクロ構想を [プロ野球]
WBCの中日選手全員辞退は、必然のような気がする。落合監督の言い分はもっともだろう。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20081122-00000016-kyodo_sp-spo.html
最初、このニュースに触れたときは「星野監督に対する義理立てか?」とも思ったが、たぶん、そんな次元の低い話ではないだろう。