#0013@ロータリーエンジン40周年 [クルマ]
上野の科学博物館に行った。
東京・上野の科学博物館に行ってきた。自動車メーカー「マツダ」が誇るロータリーエンジンの誕生40周年を記念した技術展示が4月から同館で行われていて、今日がその最終日だったのだ。最終日ということで、今日は館内展示のみならず、周囲の敷地での車両展示も行われた。
そこには、歴代のロータリーエンジン搭載車がたくさん集まり、一種異様な風景になった。展示スペースにはイベントに関係ない人たちも来る(というか通路なので)が、「なんでマツダの古いクルマばっかり並んでるの?」と、その疑問を素直に口にする人もいたほどだ。そりゃあ、知らない人にとっては「何?」という感じだろう。コスモスポーツから最新のRX-8まで、数十台のロータリーエンジン搭載車が、博物館の周囲のスペースに、ところ狭しと並べられたのだ。
767Bの迫力サウンドが……。
この車両は、1989年のルマン24時間レースに実際に参戦したレーシングカーで、4ローターエンジンを搭載している。日本人トリオのドライブにより、見事8位に入賞した実績を持つ「現車」だ。
驚くのはエンジンもかかるし、実際に走れるということ。じつは、ワタシ自身は実車を見るのは4回目ぐらいで、実際にサーキットを走っているのも見たことがあるが、博物館の前に置かれていると、サーキットで見るのとは少々趣が異なるようだ。
今回は実際にエンジンを始動するデモンストレーションを数回行ったが、そのレーシングロータリーサウンドが上野の森に響き渡っていた。
ロータリーファンにとっては、去年の40周年イベントでひと区切りついた感もあるのだが、今年はRX-7(初代サバンナRX-7)の発売からちょうど30周年になるので、これに絡めたイベントもいくつか予定されているということで、もうしばらく楽しませてくれそうだ。
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