#0139@RXレース 第2戦の2 [FC3S・RX-7]
ライトチューンでも十分に楽しめる
筑波サーキットで7/7に行われた「REウォーズ」の続報です。というか、写真の切り出しに時間がかかってしまうので、小出しでスミマセン(トホホ)。
REウォーズは、マツダのロータリーエンジン搭載車であれば、車体(つまりハコ)が他メーカーのものであっても参加できるという異色のイベント(?)です。
詳細は↓でチェックしてください。
イベントの内容は以下の通りです
・一般ユーザー車のレース
・チューニングショップ車のレース
・一般ユーザー車の走行会
・初心者向けの体験走行会
・ショップ車の助手席に乗れる同乗走行
・ユーザー参加のドレスアップコンテスト
・D1マシンやショップデモカーのデモランおよびパレード
そのほか、ショップが持ち寄った景品をGETできるジャンケン大会もあります。また、レース優勝者には、なんと「タイヤ1台分(4本)」がプレゼントされることになっています(大会によって景品の種類や数は異なります)。
レースには、おもにRX-7、RX-8といった車種がエントリーしています。それぞれに一般ユーザークラスとショップクラスが設けられています。RX-7はFD3Sがメインですが、FC3Sも数台います。走行会の方は、初代RX-7(SA22C)もエントリーしていました。
ワタシがとくに注目しているのが、RX-8が参加するレースです。RX-7の方も、チューニングのバリエーションが豊富なので、トップクラスの「狙うは国内最速!」と気合いの入ったマシンから、「ブーストアップで何秒まで縮められるか」というライトチューン車まで、いろいろな仕様があり、ユーザーがそれぞれ「テーマ」を持ってチューニングしているという点ではとても興味深いんですが、今の今どきは、まだまだ発展途上中にあるRX-8のサーキットでの走りに期待したいわけです。
で、まずは「ユーザークラスのRX-8」のレースの模様からお届けしましょう。
エントリーは総勢11台です。レギュレーションの関係で、車両自体のパフォーマンスの差があまり出ませんので、結構面白いバトルになりました。エントラントは以下の通りです。
ゼッケン1:エイトリアン選手
ゼッケン2:小林暁選手
ゼッケン3:沢崎祐一選手
ゼッケン4:清水隆広選手
ゼッケン5:田村健二選手
ゼッケン6:平井芳文選手
ゼッケン7:風来坊選手
ゼッケン8:堀口一雄選手
ゼッケン9:松尾充高選手
ゼッケン10:中西章男選手
ゼッケン11:本村栄一選手各車のラップタイムはかなり接近していました。、練習走行から予選を通して、1分07秒後半~09秒台に8台が入る大激戦でした。結局、ポールポジションは、ゼッケン1番のエイトリアン選手が獲得。初戦に続き、連続のポール獲得となりました。
スタートから波乱が
【ここからは実況】
決勝レースは10周勝負。気温が高く、走行枠が30分もあるため、スプリントレースとはいえ、ドライバーの持久力も試される過酷な状況。タイム差が小さいだけに、接戦が予想された。
そしてフォーメーションラップから注目のスタート。
と、スタート直後にいきなりの波乱。予選3位のゼッケン2番・小林選手が、なんと2台を抜いてトップに。ポールスタートのゼッケン1番・エイトリアン選手が巻き返しを図るべくその差を詰めるが、抜き返すところまではいかず。その後ろにゼッケン9番・松尾選手が続き、早くも1周目から3台が1位グループを形成。以下、4位・5番、5位・4番、11番、7番、10番、6番、8番と続いた。
トップ3台は、ほぼ同じ間隔を保ちつつ周回を重ね、途中、つかず離れずで5周目まで経過。1番・エイトリアン選手としては、残り5周でそろそろ勝負を仕掛けたいところ。タイム差も0.577秒となり、射程距離に入った。
ただ、前だけでなく、後ろの9番・松尾選手の存在も気になる。無理に前車をパスしようとしてミスをすれば、2位の座も失いかねないという、微妙な位置関係だ。そのせいか、一時、トップとの差が1秒以上開いたが、ようやく8周目から9周目にかけて本来の調子を取り戻したのか、0.833秒、0.609秒とぐいぐい差を詰めてチャンスをうかがう。
そして、最終ラップに突入。最後は0.582秒差まで追い上げるものの、そのままチェッカーが振られ、2番・小林選手が優勝。1番・エイトリアン選手は2位となった。
以下、4番、5番、11番、7番、10番、6番、8番、という順でゴール。
トップ3台の接近戦バトルはとても白熱したが、4位・5位グループの4番、5番の争い、8位・9位グループの10番と6番の争いなど、それぞれのグループでテールtoノーズのバトルが見られ、まさに「手に汗握る」展開となった。
【実況終わり】
いやあ、一般ユーザーのクラスでも、みなさんホントに気合い入ってますね。コーナーでラインをギリギリ詰めたり、前方車のミラーに自車を映し込んでプレッシャーをかけたりと、まさに「駆け引き勝負」という感じでしたけど、吸排気チューンとサスペンション&タイヤ交換といったライトチューンのRX-8でも、十分にサーキット走行を楽しめるということを、見事に実践して見せてくれた感じでしたね。これからは、ほかのサーキットにもRX-8のレースを見学に行こうと思わせてくれました。
RX-8に乗っているみなさんには、声を大にして、「ぜひ参加してみてほしい」とおすすめできるレースでしたね。
なお、優勝者にはダンロップの協賛により、「ディレッツァZ1・スタースペック」が賞品として贈られました。
表彰式で喜びのコメントを述べる小林選手。2位のエイトリアン選手はスタートの失敗を嘆いていました(3位は松尾選手)。次戦は筑波コース1000でのエイトリアンカップですよ。頑張ってくださいね。
その第3戦は、8/2開催予定。
参加しようかな? いやとりあえず見るだけ? どちらにしてもイベントの内容が
気になる人は、以下のサイトで内容を確認してみましょう。
(浴衣で入場すると、いいことがあるらしいです)
さて、というわけで、ひとまずRXレースのユーザー部門のレポートでした。
次は、ショップクラスのレポートをお届けする予定です(できるだけ早く?)。
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