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#0265@検死の意味 [ニュース]

東京新聞:自殺装い殺害容疑 宮城県警が『誤認検視』:社会(TOKYO Web)
このニュース、何気なく読んでいましたら、何と約10年前の事件だったんですね。

逮捕されたのは49歳の妻と、30~31歳の男4人です。事件当時は、それぞれ9歳ぐらい若い計算になりますが、女が飲食店勤務時に、4人の男と知り合ったというわけです。いわゆる「飲み屋の客」でしょう。

記事だけで判断すると、20歳かそこらの若者を、中年女性が何とかたぶらかしたという構図が見えてきますが、現時点では、殺人と判断されただけで、主犯がだれかはわかりません。ただ、飲み屋に通い始めたばかりの若者が、犯罪行為に思わず加担することになってしまった、というのは事実でしょう。何人かは巻き込まれただけかもしれませんが。

4人の若者(当時)は、同級生とか当時の職場の同僚とか、そういう関係なのでしょうかね。それにしても、よく10年近くも、お互いに黙っていられましたね。いくらかお金をもらっていたのでしょうか? 記事では別の事件から発覚したように書かれていましたけど、4人のうち3人は会社員ということで、とりあえず、普通に働いていたと思われますしね。こういうときは、お互いに連絡を取り合うんでしょうかね。それとも、まったく疎遠になってしまうのか、あるいは両方を繰り返しているとか?

でも、いくら「仲良し」とはいえ、共犯者がちょっと多すぎる気はしますね。ドラマ的な発想でいえば、共犯者が多ければ多いほど、事件は発覚しやすいと思うんですが、それが10年ですからね。よくも黙っていられたものです。

妻の現住所が沖縄ということで、事件のあった仙台からもっとも遠いところに逃げ込んだのは、いわば本能だったのでしょうか。

ところで、このように最近、「検死」の判断ミスがよく話題に上りますが、要するに予算不足・人員不足で、「事件性のある死体」かどうかの判断が甘くなっているということなのでしょうね。それでは本末転倒なんですけどね。ちゃんと調べないなら、検死なんて制度は不要になるわけでしてね。

こういう事件を目にすると、「きっとほかにも検死ミスの事件はたくさんあるだろうな」と、率直にそう思ってしまいますね。

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