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#0267@本当は撃ちたい [ニュース]

高2男子死亡で同級生書類送検=アーチェリー練習、矢刺さる-重過失致死容疑(時事通信) - Yahoo!ニュース

高校生が練習中に、ほかの部員に向けてアーチェリーを発射させ、死亡させた事件です。

これは「事故」ではなく「事件」だと思います。そして、こういう事件は、きっとこれまでに何回も起きていると思います。おそらく、矢が当たらなかったのでしょう、ほとんどのケースでは。だから、警察が把握していないだけでしょう。

学校の部活動では、ケガをしたぐらいで、いちいち警察に届けたりしないでしょう。運動部の活動ではケガは当たり前ですし、中には「ケンカ」の類の「故意の傷害事例」もあるでしょうが、それでも、「何とか校内で収めよう」と努力しようとすると考えられます。

これが学校運営における、いわゆる「無責任体質」と「隠蔽体質」で、いじめ自殺の原因のひとつでもあるわけですが……。

それはともかく、話を元に戻しますと、おそらく、「人に向けて矢を放つ」という行為は、今回が初めてではないと疑ってかかるべきだというのが、ワタシの見方です。

これは「武器」を持つ者の本能ではないかと思うのですが、たとえばモデルガンにしても、吹き矢やY字型のパチンコにしても、弾(矢)が飛ばなければ、何もおもしろくないですよね? 中には、「ただ飾っておくだけでいい」という人もいるでしょうが、そういう人たちだって、心の底では「いつか撃ってみたい」と考えているのではないでしょうか?

ですから、アーチェリーをやっている人も、いつもは止まっている的を狙うわけですが、そこにたまたま「ある動物」が動き回っていれば、衝動的に撃ってしまうことがあるのではないでしょうか?

もちろん、それ以前に「いたずら半分で」「当たるわけがないと思って」という動機によって、発射している「バカ」は論外ですが、「本能と衝動」による誤射は、おそらく何度か起きているのではないですかね。

となると、これはルールをつくるべきでしょうね。たとえば、矢を拾いに行っている人がいる場合(射的場内に人がいる場合)、その場にいる全員が道具を置くとか、矢を持たないとか、そういうルールをつくった方がいいでしょう。その上で、もし違反した場合は「未必の故意」として、刑事罰を問うと。

そうでもしないと、こういう「事件」は何度でも起きそうな気がしますね。

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