#0268@船上死はイヤだ

So-netニュース
スペイン・バルセロナ沖を航行中の大型客船が高波受け、2人死亡20人以上がけが

大型客船が、高波を受けて大変なことになったようです。

こういうニュースを聞くと、元来の「船嫌い」がますます強くなりますね。大きい船の方が酔いにくいといいますが、酔わなくても、今回のように大変なことも起きるわけで……。

それにしても、沈没も転覆もしていないのに（もちろん砲撃を受けてもいませんが）、船の中で死者が出てしまうというのは恐いですね。おそらく、相当な勢いで船が傾いたんでしょうね。

映画の「ポセイドン・アドベンチャー」（初代）では、大きく傾いた船のキャビン（船室）をセットで再現していましたけど、ああいう状況では、仮に手すりなどに掴まっていても、自分の体重を長時間支えることはできないと思います。わかりやすくいうと「鉄棒にぶら下がっていられないほど腕の力がない人」には、まず体重を支えるのは無理だということです。

ほとんどの大人が、相対的に（つまり体重に対して）筋力が不足していると考えられますからね。そうなると、船が転覆しそうなぐらい揺れたら、船内の施設に叩きつけられて死んでしまう人も多くなるということですね。

恐いですね。だからといって、船室内の施設をすべて緩衝材で覆うというわけにもいかないでしょうし、仮にそうしたとしても、衝撃に耐えられるかどうかは疑わしいですからね。

船に乗ると、酔って気持ち悪いか、海や川に投げ出されそうになるか、そのあたりがマイナスイメージだったんですが、まさか船の上にいながら死んでしまうこともあるとはねぇ。

タグ：大型客船 高波 転覆 沈没 手すり