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#0278@大橋JCT [クルマ]

首都高中央環状線山手トンネル 3月28日開通(レスポンス) - Yahoo!ニュース
長年続いた「大橋ジャンクション」の工事が、ようやく終わるそうです。首都高速・3号線のみならず、下道の国道・246号線、山手通り付近の渋滞が、これでやっと解消されるのでしょうか? 期待したいです。

この山手トンネルの工事は、3号線に中央環状線を接続するために行われているわけですが、その「接続」自体が渋滞の新たな原因にならないかと、今から懸念しています。

というのも、「分合流路の構造」を見てみると、どうにも不安なんですね。大橋ジャンクションが開通すれば、首都高速全体の交通量が分散して、渋滞が減るかもしれないという期待感はあるんですが、局所的に見ると、「大橋ジャンクションそのもの」が新たな渋滞スポットになりそうな……。

その第一の理由は、「分合流路が近すぎる」ということです。

とくに、東名高速から渋谷に向かう上り線では、新宿方面への分岐が「右車線から」となり、その後、新宿方面からの合流が「左車線から」となりますので、3号線を直進したいドライバーにとっては、短い区間で車線変更をしなければならない状況が多く発生すると考えられます。つまり、「最初は左によけて、すぐ右によける」という走り方をしなければならないということです。全体図で見ると、その距離があまりにも短すぎるように感じます。もちろん、渋滞がなければ、分合流はスムースになるでしょうが、それでも本線から分流路に入る出口部分では速度を落とす必要があるので、後続の車両への影響は避けられないと考えられます。

第二の理由は、合流路がトンネルの中にあるので、壁や天井などの「遮蔽物」が多くなり、合流の際に相手車両を認識しづらい(お互いに)可能性があり、もしそうなら、合流地点での「減速度」が大きくなり、結果的に渋滞すると考えられる、ということです。遮蔽物の構造にもよりますが……。

すべては「実際に走ってみなければわからないこと」ですが、そもそも首都高速は「路肩」がないため、ただでさえ見通しが悪く、しかもよけるスペースもありません。さらに、事故車両を一時的に待避させる場所が限られているため、事故車両が車線を塞ぐ「二次渋滞」を起こしがちです。分合流路が増えると、どちらの可能性も、さらに増すのではないかと思います。

開通したら走ってみようと思っていますが、こうした懸念が「老婆心」に終わるといいんですけどね。

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