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#0280@ビデオ判定第1号 [プロ野球]

公式戦初のビデオ判定=二塁打が本塁打に変更-プロ野球・巨人-ヤクルト(時事通信) - Yahoo!ニュース
本日の「巨人vsヤクルト」の試合をテレビで見ていて、その「ビデオ判定ホームラン」を見ました。

そういう「風景」、つまり、試合が中断して、「審判がビデオ判定をしているらしい」というムードが漂う野球中継を見るのは初めてでしたので、なんだか、久々にワクワクしましたね(すでに大量得点差がついたゲームでしたから……)。

でも、よくよく調べてみると、たしかに「公式戦」では「初」らしいですが、オープン戦ではすでに何度かあったようですね。それなら、たくさんの人がそれを目撃しているということですね。ちなみに、今回とは逆に「ホームランが取り消される」というケースもあったとのこと。

このニュースでは清武・読売代表が
『「新しいことをスムーズに取り入れようとする審判に敬意を表したい」と語った』
とありますが、ほかのニュースでは、『審判が「もう少し違う角度の映像も欲しかった」と語った』とも報じられていました。

これが何を示唆するかというと、「ビデオ判定」を積極的に取り入れたのは評価しても良さそうではあるものの、その目的に見合うほどには球場側の設備(ビデオカメラの設置状況)が整備されておらず、大いなる改善の余地があるということです。

ビデオ映像で打球を判定するためには、それに見合った角度にカメラを置く必要があるでしょう。野球の場合は、競馬のように、ゴールを真横から撮影すればいいわけではないので、複数のカメラが必要になるでしょう。しかも、打球範囲は90度以上あり、ポール際に関しては高低に対して広範囲であることも要求されますから、カメラの台数だけでなく、方向も重要です。簡単にいえば「フェンス際の打球をすべて撮影できる」だけの、カメラ設備が必要になるということです。

今のところ、「アメリカのメジャーリーグが導入したから日本もやりましょう」といった、やや安易な導入に思えるこの取り組みですが、このままでは後々問題が起きると思います。

あり得る例としては、
「ビデオで判定することにしたのはいいが、打球がカメラの死角に入ったため、映像がなかった」
という場合ですね。そういうときは従来通り、審判の判断に委ねるわけでしょうけど、それでは後味が悪すぎますよね。

ビデオ判定の映像が審判だけにしか見られないということならそれでもいいですが、もし一般人の目に触れる可能性があるならば(テレビ中継やニュース映像も含め)、より「的確な映像」として、録画できるようにすべきです。

『「ビデオ判定による誤審」で審判が糾弾される』、なんてことのないようにしてもらいたいです。


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