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#0306@死んでると思う [ニュース]

高齢者不明:100歳以上の所在不明 各地で発覚 - 毎日jp(毎日新聞)
東京都内最高齢の男(111歳)女(113歳)が、いずれも「ホントに最高齢なのかわからない」という状況になってきましたね。男性の方は「即身仏になりたいと自ら引きこもった」とのことで、先日遺体が確認されました。女性の方は行方がわからないとのことです。

この事件をきっかけに、全国で調査したところ、100歳以上の人のうち、57人の所在(生死)がわからないということが判明したそうです。

今回は、「100歳以上」ととりあえず便宜的に分けていますが、たぶん、90歳以上とか、80歳以上と範囲を広げれば、相当数の「行方不明高齢者」がいる、ということになるでしょうね。

で、その行方不明高齢者が住民票を置いている住所に住んでいる家族や親戚に、「おじいさん、どこ?」「おばあさん、生きてる?」と確認すると、「よくわからない」とか「遠くの親戚の家にいる」という答えが返ってくる、ということなんですね。

さて、ここが問題です。

いったい、どうしてそういう「いい加減な返事」ができるんでしょうか? 明らかにその答え方には「ワタシには関係ありません。ワタシの責任ではありません」というニュアンスが含まれています。その受け答えを聞いていると「何か、隠しているんじゃないの?」と素直に思います。

自分の家族が高齢になって行方不明になっているのに、捜索願を出したりしないのはナゼ?
親戚に預けているなら、安否を確認するのが普通じゃないの?
(中には「もともとフラッと出ていく人でしたから」と答えている人もいました←あ然)

それと、ワタシが注目するのは、「ほとんどの行方不明高齢者が、年金受給開始年齢になって以降に、所在がわからなくなっている」という点です。

これはどう見ても怪しいでしょう? 100歳を過ぎているのに、医療施設に行った形跡もなければ、介護を受けている形跡もないといいますからね。お元気な高齢者には失礼ですが、100歳以上で、誰の世話にもならずに健康でピンピンしているというのは、どう考えても不自然です。

となると、やはり、「もはや死んでいる」と考えるのが自然でしょうね。テレビのニュースキャスターは、さすがにそうは言いませんが……。

今回、とくに問題視されているのが、「受給者になりすまして誰かが年金を受け取っているのではないか?」ということであるわけですが、ワタシはむしろ、その不正受給を始めることになった「きっかけ」に注目しています。

住民票の問題はともかく、本来、年金を受給するには、本人名義の通帳や印鑑が必要でしょうから、仮に本人の意志で「家を出る」という状況になったとしても、正常な精神状態であれば、それらを持って出るのが当然と考えます。つまり、本人以外が「年金を引き出した」となれば、おおっぴらにはできない、何らかの「事情」があるに違いないわけです。

もちろん、仮に自分の意志であったにしても、出て行った「老人」を放置し、捜索願を出さなかった親戚や保護責任者は言語道断なわけですが、不正受給をするような人にそういう「良識」を求めても仕方がないですからね。とりあえず、「そういう人」のことは置いといて……。

では、本来の「受給資格者」はどこに行ってしまったのでしょうか? 毎年、全国では数多くの「身元不明の自殺または事故による遺体」が発見されているようですから、きっと何人かはその中に含まれているのでしょう。もちろん、20年も30年も前に亡くなったのに見つかっていないケースもあるでしょう。

しかし、ここからは自分の言葉で話すのも恐ろしいことですが、もしかすると、「家族の誰かによって葬り去られた」というケースが、少なからずあるのではないか? と思えてなりません。

たとえば、自宅で死亡を見届けたのに、必要な手続き(死亡証明書の発行、葬儀など)をせず、何らかの形で遺体を処理してしまったケースです。過去には「自宅の床下に埋めた」「ドラム缶に入れてコンクリで固めた」という事件が、実際に起きています。

そして、もしそういうことがあった場合、「公の場に届け出なかった理由」というのがあるはずです。 それは過去の例では、自然死や病死だったものの「葬儀代を用意できなかったから」遺体を隠したということがありました。また、家族同士のケンカや虐待の結果、死なせてしまったというケースもありましたね。明らかな殺人行為ということもありましたし。

これらの事件は、必ずしもその対象が高齢者ばかりというわけではありませんが、現在、世間を騒がせている「行方不明高齢者」の事件では、そのうちの何件かについては、背景に類似の「犯罪」が隠れている可能性が高いとワタシは考えます。

そして、もしそういう「犯罪」が背景にあるとすると、それを発覚させないためには年金を不正に受給し続けるしかないので、その結果、不正受給が継続して行われているのではないか? と思えるわけです。本人死亡後に、一度でも不正に受給してしまったら、おそらく「自首しよう」とは思わないでしょうね。金銭的な理由で不正受給している人もいるでしょうが、犯罪を隠すために不正受給を辞められないケースもありそうです。

やや大げさに考えすぎかもしれませんが、いずれにしてもこの問題は、日本の「行政」の根幹に関わる部分ですので、個別の案件をすべて解決させるのは難しいとしても、警察や探偵(?)をフル動員するなりして行方不明者の「足跡」を調べ、国民にわかりやすい形で「結果」を報告してほしいと思います。

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