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#0048@在庫管理がずさん [買い物日記]

アイロンが壊れた。

近所の家電量販店(チェーン店)に買いに行くことにした。しかし、アイロンなんぞというシロモノは、そう簡単に壊れるものではない。10年ぐらいは使うのが普通だろう。そうなると、買い換えのときにはテクノロジーが進化しており、そのことをアタマに入れて商品を選択する必要がある。だから、どうしても商品選択に時間がかかる。カタログなどで機能や価格をよくよく見比べて、やっとのことで「これだ!」と選んだが、そして商品を探すと……。

アイロンの横に「商品札」があって、その小さな紙には「このカードをレジにお持ちください」とある。その指示に従い、レジに行くと、レジの女性店員が端末を操作し「この商品はただ今、在庫を切らせております。どうなさいますか?」と聞いてくるではないか。

どうなさいますかも何も、こちらは時間をかけて吟味したのだから、ほかの商品はいらない。というか、自分の後ろには何人かレジ待ちの客が並んでいる。そんな状況で、「じゃあ、ほかのアイロンを選んできます」とは言えない。仕方なく「じゃあ、いいです」と答えた。アイロンなんて、よほどその商品が気に入っているのでなければ、予約注文してまで買う商品ではないだろう。時間がかかってもいいなら、ネット通販で買った方が安い。

そういう状況で、よくもまあ「どうなさいますか?」などと聞くものだ。せめて、その枕に「注文すると○曜日には入荷しますが……」とか、具体的な納期を告げてから「どうなさいますか?」と聞くべきだと思う。初めからキャンセルさせることを狙った発言のように思えた。売る気がないのか?

それよりも、そもそも、在庫のないものは商品札を棚から外しておくのが普通じゃないのか? 普通、このシステムでは商品札は在庫数しか用意せず、その札がないことで在庫切れを客に知らせるか、あるいはその札の下に「注文票」という、商品札によく似た用紙を重ねておくことで、在庫の有無を、瞬時に客に理解させるようになっているはず。商品札が最後の1枚になると、その下には注文票があるという仕組みだ。ほかにも似たようなシステムを採っている店は多いが、なぜ、この量販店はそうしないのか? そのために商品札を作ったのではないのか?

今どき、この程度の在庫管理しかできない量販店があることに驚いたが、この店のポイントカードがあるから、ついつい行ってしまう。客が愛想を尽かさないウチに、改善した方がいいと思うけどね。


タグ:家電 量販店
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じゅん

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by じゅん (2008-12-02 11:28) 

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