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#0088@路上喫煙 [ニュース]

路上喫煙の違反金、「後で払う」と“吸い逃げ”続出(読売新聞) - Yahoo!ニュース
「吸い逃げ」って、いったいどういう表現なんだ? これでは「違反金を払えば吸ってもいい」という意味に取られるではないか。新聞も見出しに気を使ってほしいものだ。

それはともかく、この件で考えさせられるのは、そもそも、路上で違反金を徴収する制度に無理があるのかもしれないということだ。報道のように「でたらめの住所と連絡先」を書くことで逃げられてしまうのであれば、誰でもそうする。このニュースでそういう「ノウハウ」があると知った悪意の喫煙者は、これからずっと、その作戦でやり過ごそうとするだろう。

そういう意味では、今回、記事で具体的な方法を説明したのはまずかったのでは?

「現金を持っていない」という人の大半は、ほとんどウソをついているとしか思えない。しかし、現行の取り締まり方法では「ホントはお金持ってるでしょ?」といって、強制的に徴収することはできない。そこが「警察権力」に頼る交通違反とは決定的に異なる点だ。「ウソを書く」ことを前提に性悪説に立つのであれば、免許証などの身分証明書を提示させるようにすればいいが、「知らなかった」で言い逃れる連中には、その作戦も通用しないだろう。

喫煙者の多くは「子供の目の高さで火の点いたタバコを持ち歩く」ということに罪悪感を持っていないし、そもそも、歩きタバコをしてはいけない理由を、よく理解していない、いや、半ば故意に理解しようとしていないと思われる。

最近の、半強制的な「分煙」や、病的ともいえる「嫌煙」の意見には、いささか辟易しており、喫煙者への同情も憶える。今回の一件で、さらに肩身が狭くなったことだろう。ただ、歩行喫煙に関しては「自分以外の人間を危険にさらす」という意味で、それらとは別次元の問題だ。即刻ヤメてもらいたい。

「そんな大げさに言うなよ」と思った人は、いざ自分が歩行喫煙の取り締まりに出くわしたら、きっとウソの名前を書くだろう。

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