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#0097@アナログTV継続 [テレビ番組]

アナログTVでの視聴続行も明記、地デジ移行で答申案
http://www.so-net.ne.jp/news/cgi-bin/article.cgi?gid=eco&aid=20090521-570-OYT1T00032
地デジ移行後も、アナログテレビにチューナーを付ければ見られるようにするという。

今頃ナニを言ってるの? という感じ。

チューナー自体は、ずいぶん前から売られているのにナゼ?

少し前に、家電量販店で地デジチューナーの値段をチェックしたところ、
1~2万円台だったように記憶している。

しかし、この価格設定がむしろ、地デジへの移行を妨げている気がする。
なぜなら、あと1~2万円追加すると、小型の液晶テレビを買えてしまうからだ。
そうなるとチューナーを買おうか、テレビを買い替えようか、と悩む。
そして、悩んでいるうちに、「今のテレビでもまだ見られるから、後で考えよう」と、
態度をとりあえず保留してしまうようになる。

以前、アメリカのニュースを見て驚いたのが、チューナーの価格が日本円で5000円ほどで、
しかも、助成金が出るので、ほぼタダで入手できるという状況だということ。
アメリカも地デジへの移行にいろいろと障害があるらしいが、
少なくとも、「見られるテレビをゴミにする」必要はないようだ。

うがった見方をすると、地デジチューナーの入手価格が高めなのは、
地デジテレビへの買い換えを促進するためなのではないだろうか?
「態度保留組」の一部は、その後、アクティブに反応し、
「この先、長く見るからテレビごと買い替えようか」と考えるだろうが、
そういう予測の上で、チューナーの価格を下げないようにしていると思える。
もちろん、実際に需要が少ないから、競争が起きず、
そのため価格が下がらないということもあるかもしれないが……。

ところで、今頃になって、政府の公式な動きとしてチューナーの普及に
本腰を入れるのであれば、ぜひ、そのチューナーにはVHSビデオを
接続し、録画できるようにしてほしい。

今どきの地デジ放送を録画して楽しむには、「デジタルレコーダー」の
購入は必須になっているが、
ずっとVHSを使い続けてきたお年寄りには、操作の複雑さの面で敷居が高すぎる。

著作権を保護する前に、見る人の利便性を考慮しないと、
映像ソフトの売り上げ自体に影響してくるのは必至だ。

違法コピーして売るヤカラなんて、ほんの少数派だし、それに、
VHSテープにコピーした映像なんて、今どき、そもそも需要がない。

VHSならばコピーガード機能がもともとあるのだから、その仕組みを
利用して、地デジ放送に対応させることも可能ではないか?

そういう「当たり前の実情」について、政治家や役人は無頓着すぎる。
いや、無頓着ではなく、「故意」とも思える。
きっと大手メーカーから献金をもらっているので、テレビやレコーダーを、
消費者がどんどん買うように仕向ける必要があるのだろう。

政治家(議員)の給料は税金だが、それ以上の額を企業からもらっているとなると、
彼らにとっての優先順位は、自ずと決まってくるというわけだろう。

こうなったら、人口も多く献金額も多い「お年寄り」が政治家に圧力を
かけるしかないだろう。

「ウチのビデオ、まだ使えるようにしろ!」と。


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