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#0132@7月4日が何だって? [映画]

アメリカはまだまだ「若い国」か?
今日はアメリカ合衆国の独立記念日だそうです。7月4日ですね。ワタシが見たことがある映画の中では、独立記念日に関連するものというと、トム・クルーズの「7月4日に生まれて」と、宇宙モノSFの「インディペンデンス・デイ」ですかね。

まったく主旨の異なる両映画ですけど、どちらにもいえるのは、アメリカ人は独立記念日を大切にしている(と内外にアピールするのが好き)ということですかね。

ただ、そうやって毎年「独立記念日」をアピールするたびに、「アメリカはたかだか200年ちょっとしか歴史を持たない国」という、ありがたくない評価をもらってしまいがちです。

ワタシも個人的には、アメリカの一国主義や、武力や物資の力で他国をねじ伏せようという強引さは、この「国としての歴史の浅さ」が原因なのではないか、と思う部分もあるんですが、逆に、若いからこそ勢いがあって、発想力もあるのではないか、と期待している部分もあるんですよね。
言い換えると「わんぱく坊主のガキ大将」ってところでしょうか。

そういう風に考えつつ、この2つの映画を見ると「アメリカの独立性って何なのか?」を別の角度で捉えられるかもしれません。

「7月4日に生まれて」の方は、7/2にNHK・BS2で放送されたらしいですね。見逃しましたけど、過去に録ったDVDがあるので、見てみます。

対する「インディペンデンス・デイ」は、個人的にはB級のSF映画だと思いますね。アクション映画として楽しむのがいいかと(ただし、アメリカの「やんちゃぶり」は味わえます)。
アメリカの宇宙モノSF映画は、登場するハードウェア(武器や乗り物、コンピュータや通信システム)がハイテクであることと、それを迫力ある映像で見せる技術力によって、観客を楽しませてくれるんですけど、逆に、登場人物の感情表現だったり、モラルや葛藤といった精神的な部分、つまり、いわばソフトウェアの部分で、何だか釈然としないものが多いように感じられます。

これは「国民性の違い」なのかもしれませんが、どうもそれだけじゃなさそうです。戦闘シーンのCGには迫力を感じるんですよ、正直いうと。でも、迫力を感じれば感じるほど、物語の「荒唐無稽さ加減」もいっしょに強調されてしまうような気がします。

まあ、SFの「F」はフィクションですから、それ以外の何物でもないわけで、そういう部分にリアル感を求める方が間違っているのかもしれませんけど。

それと、こうまで「荒唐無稽」な映画ばかり見せられると、それが「アメリカ独自の文化」に思えてきて、逆にそこに期待しちゃう自分もいたりするんですよね。「若いアメリカだからこそ作れる映画」なのかもしれません。

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