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#0145@インディ・ジョーンズ「クリスタルスカルの王国」を見た [映画]

インディシリーズとして「無難」にまとめた感じ
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インディ・ジョーンズ「クリスタルスカルの王国」を見ました。この映画、シリーズの第4作になるんですが、第3作が1989年ですから、じつに19年ぶりの続編ということになります。

制作が始まった頃、「今さらやってもどうなの?」とか「スピルバーグもハリソンも年とっちゃって、ちゃんと映画になるの?」とか「むしろ逆に昔のファンを失う結果にならないか?」と、マイナス要素ばかりが巷では叫ばれていましたね。

たしかに、前3作をすべて見たワタシとしても、そのあたりのジレンマはありましたね。つまり、その「見たいけど裏切られたくない」というような感情ですね。

で、今日になって初めて見たわけですけど、結論からいうと、「インディらしい楽しみ方ができた」というのがワタシの感想ですね。これは、いい意味でも悪い意味でも、ということです。

「いい意味」の部分は、第1作以来、27年ぶりの再登場となるカレン・アレンや、写真でしか登場しないショーンコネリーの存在により、何となく安心して見られる感じがしたこと。それと、インディが帽子を拾うときの仕草や、大学で教鞭を執る姿、自宅での居住まいなどが、いつも見慣れたアングルのカメラワークで表現されている点も懐かしさを感じさせてくれましたね。

「悪い意味」の部分は、今どきの技術を使ってCGを多用しているんですが、あえてその表現方法を抑え気味にしているようで、それが映像の迫力不足を生んでしまっているというところでしょうか。もちろん、過去の作品で見慣れている人にとっては、「そこそこの迫力」が心地よいんですが、パッと見では、CGがスムーズすぎるのか、自然すぎるんですね。いや、きっとそれこそ技術なんでしょうから、本来は評価しなければいけない部分なんでしょうが……。

つまり「インディ・ジョーンズらしすぎる仕上がり」ということになりますかね。

飛行機での移動シーンで地図上を線がなぞっていくような描写とか、神殿が登場し、そこにはいろいろなカラクリが仕込まれている、という設定もインディらしい映像表現ですよね。

そして、ラストシーンでは「今後、もしかするとジュニアでシリーズを続けるのか?」と思わせるシーンも面白かったですね。もちろん、ハリソン・フォード以外の人にインディを演じてもらいたくないというファン心理はありますけどね。

あと、スピルバーグの娘が出演しているというのも、この映画のトピックスですかね。意外な形で登場します。まだ映画自体を見ていない人は、よく注意して見てくださいね。ほんのちょい役ですが、アクションとセリフもちゃんとあります。

というわけで。続編に期待しつつ、復習の意味も含めて最初の3部作を見直してみようという気になってきました。

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