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#0172@映画「ピンクの豹」 [映画]

意外なほど高人気でアニメに発展
「ピンクの豹」は、連作のシリーズものである「ピンクパンサー」の記念すべき第1弾です。

公開:アメリカ(1963年)
監督:ブレイク・エドワーズ
主演:クラウディア・カルディナーレ
助演:ピーター・セラーズ

クルーゾー警部を演じるピーター・セラーズを「助演」と書きましたが、実際には脇役です。この作品では、ピーター・セラーズは主役ではないのです。おそらく、当初は連作の予定はなかったと思われますが、思いのほか人気が出たためにシリーズ化された模様。日本ではアニメーションの人気も高いですが、アニメ版は、翌1964年から始まったそうですから、その高人気の様子がうかがえます。この作品以降、約30年の間、シリーズは続きました。

ストーリーは、アラブの王女(クラウディア・カルディナーレ)が持つ「ピンクの豹」というダイヤモンドを狙う怪盗「ファントム」の陰謀と策略がユーモラスに展開します。クルーゾー警部とその妻が、その策略に絶妙に絡み合います。クルーゾー警部が、妻同伴でリゾート地に捜査に赴くという、よく考えると「ありえない」設定なんですが、そのリゾート地での、各キャストのやり取りが痛快です。単にコミカルなだけでなく、アクションが取り入れてあるので、「次はどうなるのか?」というワクワク感も堪能できます。そして、最後に犯人は捕まりますが、ラストは意外な結末に……。

「ピンクパンサー」シリーズの第1作ということですが、それと知らずに普通のコメディ映画として見ても、純粋に「笑える」作品です。


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