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#0173@映画「エバン・オールマイティ」 [映画]

ノアの箱舟を現代版としてリアルに再現?
「エバン・オールマイティ」を見ました。
公開:2007年(アメリカ)
監督:トム・シャドヤック
主演:スティーブ・カレル
助演:モーガン・フリーマン

大統領を目指す下院議員が、「神のおつげ」により「箱舟」を作ることになるというストーリーです。そのいきなりの行動の異常ぶりに、周囲の人は驚きます。家族、秘書、同僚議員も箱舟作りをやめさせようとしますが、結局作ることに……。

いわゆる「ノアの箱舟」の現代版で、箱舟には数多くの(一対の)動物が乗り込み、洪水から難を逃れるという設定です。見始めの段階では「カルトな宗教映画か?」と思い、ちょっと身構えましたが、実際にはファンタジック・コメディでした。

展開としては、「ノア~」に倣って洪水は予定通り起きます。しかし、そこは現代版ですから、今どきの常識とツジツマを合わせなければいけないので、その原因を「設計ミス、もしくは手抜き工事によって作られたダムが決壊するから」という設定にしています。しかも、その工事には国会議員も関与しているということで、今どきの社会構造が引き起こしがちな「人災」を風刺しています。

舟に乗り込む動物は、舟の完成が近づくにつれて相当数集まります。これはもちろん、CGや特撮により、うまく合成されているわけですが、もしこの映像をスクリーンで見たら、かなり迫力はありそうでしたね。テレビで見たのでそのスケール感がいまいちわかりませんでしたが……。

名優:モーガン・フリーマンは、神様役として登場します。主人公に「舟を作れ」と、何度も登場して話しかけます。そして、舟作りが原因で崩壊した家族関係をも修復しようとします。

作品全体としては、SFファンタジック・コメディという感じですが、家族で見ると、ほのぼのとして、いいのではないでしょうか。

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