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#0231@ヤジの意味 [ニュース]

答弁拒否、閣僚席飛び出し…“国会崩壊”の様相(読売新聞) - Yahoo!ニュース
ちょうど、たまたま国会中継をテレビで見ていました。
亀井大臣が答弁中、ヤジに対して「うるさい」と発言した瞬間も見ていましたが、その発言はとても自然なものに思えました。

少なくとも、「大臣がこんなこと言っていいのか?」とは感じませんでしたね。
何しろ、ヤジがうるさくて答弁が聞こえませんでしたから、ワタシでも「うるさい」と感じていましたし……。

で、その後のニュースでそのときの映像が流れ、「けしからん」とか「官房長官が謝った」とか、報道されているではないですか。

ナゼ? と思ったら、亀井大臣は、ワタシが見た答弁のときだけではなく、自分が閣僚席に座っているときにもヤジを飛ばしていたのだそうで、むしろそちらが問題になっていたというわけで。

ニュース番組も、ちゃんと、そのあたりを整理して放送してほしいですよ、まったく。

ところで、そもそも「ヤジ」にはどんな意味があるんですかね?
とくに、現代の国会運営に際しては、事前に質問状を提出してから質疑応答を行っているわけで、答弁だって、ある程度予想できるものしか出てきませんから、そんな状況での「ヤジ」に、何の意味があるのか? と考えてしまいますね。

たしかに、議場がシーンとしていたら、空気が重くなったりするので、その場を和ませるというか、潤滑剤の役目として「ヤジ」が使われることがあるのは、多少は許せますけどね。

でも、だからといって、「ヤジのうまい議員」が評価されるのもおかしいですし、そこのところの技術を磨こうと努力するのも、ちょっと違うんじゃないかと思いますね。

「ヤジは必要。だからレベルの高いヤジを言えることを目指す」というのは、国会議員の努力目標にはしてほしくないということです。

おそらく、党内で権力を持っていない議員(若手など)の中には、ヤジによって、自分の職責を果たしていると勘違いしている人もいるんでしょうね。まったく嘆かわしい限りです。

もっとほかにやることがあるんじゃないですか?

ところで、もし「ヤジ」が国会の常識であるなら、大臣がそれをやってはいけない、という法もないと思いますね。大臣がダメなら、ほかの議員もダメ、ということにしないと。
とにかく矛盾ばかりの世界ですね、国会というところは。

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