#0250@兄弟揃って [ニュース]
asahi.com(朝日新聞社):鳩山邦夫氏「兄が母にカネ無心したとは聞いてない」 - 政治この話、おもしろいですね。
首相の弟である邦夫氏が、与謝野氏に、よけいなことを話したわけですね、つまり。
自分は世間話の延長ぐらいにしか認識していないでしょうけど、それが自民党にとって、与党に対する強力な武器になってしまったんですね。
問題は「いつ邦夫氏が話したか?」ですけど、もしそれが「9億円贈与疑惑が持ち上がった後」ということなら、あまりにも浅はかですよね。それを話せば、兄が窮地に追い込まれることぐらい、気付かなかったんですかね。与謝野氏が黙殺してくれるとでも期待したのでしょうか?
それとも、民主党に揺さぶりをかけるための策略だったのでしょうか?
「もう兄弟だからといって、同情していられない」という、邦夫氏の絶縁状代わりだったのでしょうか?
いいえ、ワタシには、この人はそんな策謀を思いつく人には思えません。
単に「口が軽い」ということなのではないでしょうかね。邦夫氏は、ちょっと乗せれば、週刊誌の見出しになりそうなことをバンバン話してくれそうですからね。ぶら下がりの記者も、この人の担当ならきっと楽しいだろうと思いますね。
では、兄の方はどうかというと、国会中継のテレビ放送で、与謝野氏が質問している場面を見ましたが、首相はその質問に答える際、かなりの「お怒りモード」になって、味方の議員になだめられていましたね。
「そんな挑発に乗ってはいけません。冷静に、冷静に!」
そんな周囲の応援も、マイクがちゃんと拾っていました。
たしかに、そんなことで怒っているようでは、一国の総理大臣は務まらないかもしれませんね。でも、おかげで、首相の「たぬきおやじ度」が低そうだということもわかりました。政治家は普通、「たぬきおやじ」ですからね。人を平気で欺き、裏切りますからね。
というわけで、この兄弟は結局、揃いも揃って「脇が甘い」ということなのではないですかね。よく言えば「人間味がある」わけですが、「それで政治家として大丈夫なの?」とも思ってしまいます。
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