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#0274@ラッコも必死 [動物]

<エゾバフンウニ>ラッコに3トン食べられて壊滅状態 根室(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

北海道付近にもラッコが多く棲息しているんですね。ラッコというと、どうしてもアメリカ西海岸、カナダとの国境付近の海域という印象があるんですけど、日本でも見られるんですよね(漢字で書くと「海獺」です)。

このラッコ、ウニが大好物です。人間と同じです。でも、ウニを狙っているのは人間とラッコだけではありません。タコやヒトデなどの天敵もいますから、さぞかし大変でしょう。何しろ、ほとんど動きませんからね。動かないから「針山」のような形になって、身を守っているわけで。

その「ほとんど動かない」という特徴を利用して、「移植放流」という形態の畜養が行われているんでしょうね。逃げ出すリスクが少ないので、網で囲ったりしていないということでしょうか。そして今回は、それが「アダ」となったわけですね。

その対処法として、記事では「麻酔をかけて移動させる」という方法を紹介していますが、日本ではラッコが捕獲禁止対象なので、それも難しいと。

ただ、もし「ほかの海に移動」させたとしても、エサであるウニがいる場所にすぐ戻ってくるのではないですかね。海はつながっていますからね。

カナダの西海岸では、天気のいい日に港の船着き場で「ラッコが日なたぼっこをしている」なんてこともあるようですが、日本では、あまり陸地には来ませんよね? となると、もし捕獲するなら、昆布を巻き付けて眠っているときですかね。

と、ウニやマグロがなくなっても困らないワタシとしては、ややノンキに構えていますけど、漁業関係者にとっては死活問題ですから大変ですね。でも、自分たちの計画通りに漁をしようと思うなら「網で囲ったエリアで養殖する」しかないと思いますけどね。

こんなことを書くとおしかりを受けるかもしれませんけど、「移植放流」ということは、もともと棲息していたエリアから、ウニを別の場所に移したわけですよね? となると、最初の場所で「ウニを狙っていたほかの動物」にとってみれば「移植こそ被害」なわけで、人間にとっての被害額を計算することで、「人間こそ被害者である」と考えるのは、「自然の摂理」や「生態系」ということでいえば、自分勝手な論理といえるのではないでしょうか。ウニもラッコも必死に生きているわけで。

それが「養殖」となると話は違ってきますよね。育てた人に漁獲する権利があるわけですからね。やはり、「囲って養殖」するのがラッコに取られないためには必要かと。でも、それじゃ、うまく育たないとか、おいしくならないとか、そういう問題があるんでしょうかね。

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