#0291@オオカミが来たよ~ [ニュース]
<普天間>鳩山首相 「5月末決着」変更なしを明言(毎日新聞) - Yahoo!ニュース鳩山首相は、「ちょっと先の未来」のことに関しては、いつも強気な発言をしますよね。
それは「楽観論」から来ているのでしょうか? それとも「希望的観測」なんでしょうか?
しかし、これからはあまり「できる、やる」と「豪語」しない方がいいと思いますね。
今回の一件で、首相が公の場で「個人の希望」を述べても、それが実現する確率は低いに違いないと、国民は知りましたから。もはや国民には、「どうせ、またダメだよ。できもしないことを言いやがって」と冷ややかな目で見られています。
それはまるで、「オオカミが来たよ~」と言い続け、ついには信用されなくなった少年のようです。
そういう「強気の発言」をすることがリーダーシップだと思っているんでしょうか。ワタシは昨日のブログで「あいまいな表現」と「謝りすぎる姿勢」を批判しました。でもそれは「威厳」を求めたからであって、決して「強がって開き直る」ことを期待したからではありません。
ここ数日は、質問する記者の言葉にも「トゲ」が感じられるようになりました。国のリーダーに対する「敬意」といったものが、まるで感じられません。もしかすると、そういう質問の仕方をすると、首相がつい「本音」を話してしまうことを記者側が学習し、その「性格」をうまく利用しようという作戦なのかもしれませんが、もしそうだとすると、まんまとハメられていますね。
「追い込まれると下手に出るが、まだ趨勢が見えていない事柄に関しては、徹底的に強気の発言をする」というのは、マスコミの格好の餌食になると思うんですけど……。
5月末に決着すれば「本人のため」にはいいですけどね。それが国民のためになるかどうかはともかくとして。でも、もしダメだったとしても「5月末決着は個人の希望であって、首相としての発言ではありません」とか言って、また報道陣を煙に巻こうとするんでしょうか?
民主党内にも「首相の発言には困っている」という人はたくさんいるでしょうね。いいんですか? このまま勝手にしゃべらせておいて?
ところで、余談ですが、今日、徳之島の3人の町長が首相に会いに、東京に来るそうですね。なぜ、首相の沖縄行きと日程を合わせなかったんですかね。沖縄行きの前後に徳之島に行けば、町長がわざわざ来ることもなかったでしょうに。3人分の往復航空機代だって、税金なんですからね。効率よく使って欲しいですよね。
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