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#0301@あぶり出し [ニュース]

大嶽親方、野球賭博への関与認める(読売新聞) - Yahoo!ニュース
相撲界の野球賭博事件の続報です。

当初、相撲協会は「自己申告」した力士を「厳重注意処分」とすることで、収集が図れるだろうという胸算用だったようです。

でも、文科省の指摘を受けて、「今回は隠蔽できそうにない」と、いつもよりは危機感を持っているようですね。

しかし、そもそも、「6/14を期限に自己申告を受け付ける」という、協会側の対応にこそ問題があったといえるでしょうね。

期限という「猶予」を与え、聴聞ではなく自己申告にするということは、初めから「たぶん、野球賭博に関わっている力士が何人かはいるだろう」と、協会側も予測していたということですね。つまり、またもや「膿を出し切る」のではなく、「膿を封じ込める」方向に、協会役員の大多数が舵を切ったということでしょう。

文科省は「夏場所の開催をヤメろ」というプレッシャーをかけているようです。そうなると、協会役員もタダでは済みませんね。

やはり、以前にも指摘しましたが、大相撲の運営や管理の権限を、第三者に引き渡すしかないでしょうね。何しろ、現在の「親方・協会役員」のほとんどが元力士で、おそらくそのうちの大多数が、身内の賭博(麻雀やトランプ、花札など)に参加した経験があると思われますので、もし、自分たちが身内を糾弾するような行動に出れば、自らの「前歴」を暴露されてしまいかねませんからね。

それと、今回の「甘い対応」は、さらに大きな代償を払わされる原因となるでしょう。というのは、例の「自己申告」のとき、「厳しい処分はしないから、申告しなさい」というニュアンスで、いわば「告白」を促したわけですが、中には、それでも「だんまり」を決め込んだ力士はいたはずで、もし申告した力士が刑事告訴を受ければ、「アイツもいっしょに賭けていた」と、「告白しなかった力士」の名前を挙げるに決まっています。「捕まるならしゃべっちゃえ」となるはずです。

警察だって、協会が提出するかもしれない「賭博者リスト」に載っている人物だけを調べる、ということはないはずで、当然、「関係者全員のあぶり出し」を目指しているでしょう。

今のところは、「賭け事をやっていたけど、自己申告しなかった力士」が得している状態ですが、そういうことを安易に許すようでは、相撲協会だけでなく、「世の中全体」がおかしいと言わざるを得ません。

ここはひとつ、文科省と警察庁に、「強権発動」してもらいましょう。

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