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#0299@辞めた人はほっとけ [ニュース]

So-netニュース
あの親指は何だ」思いも寄らぬ波紋…検証4

記者の「続投か?」の問いに、首相が「サムアップ」で答えたという一件ですね。
理由はともあれ、よくよくこの人は「周囲の状況」というのが理解できていない人だと思いましたね。

親指を立てている首相に向かって、沖縄の人たちはきっと「中指」を立てていたことでしょう。

それにしても、こういう、いわゆる「政局」になると、今まで目立たなかった議員にスポットライトが当たったりして、永田町周辺は一気に盛り上がりますね。議員にとっては「またとないチャンス」ということなんでしょうね。そんなことで「国政」を忘れてもらっちゃ困るんですけどね。

そして、それに輪をかけて盛り上がるのが新聞・テレビなどの大手マスコミです。視聴率が低レベルでの競争になっている昨今、「政局」は「おいしい」コンテンツなんでしょうね。

そもそも、首相が辞めるとか辞めないとか、幹事長も道連れだとか、あるいは親指がどうとか、そういうことを、必要以上に誇大に取り上げてどうするつもりなんでしょうか? マスコミの人たちは。

昨日も、テレビ朝日の「報道ステーション」で、「首相はいつ辞めることを決めたのか?」というコーナーを単独のネタとして取り上げていましたが、そんなことは、ぜんぜんまったく「どうでもいいこと」であって、これからの日本の社会がどうなるのか? を真剣に解説してもらいたかったですね。せっかく10分延長したのに、それが無駄どころか、むしろマイナス方向に作用したといえるでしょう。

いいですか、マスコミのみなさん。
「もう辞める」という政治家のことを、ことさら掘り下げてニュースにするのはヤメてくださいね。そんなニュースで、日本の政治や経済が好転するわけではないんですからね。
もしかして、ワールドカップやオリンピックと同じレベルで捉えているんですか?

「政局」はイベントではなく、ある意味では「国の危機」なんですから、マスコミがお祭り騒ぎを煽動するような報道姿勢を見せるのは、もってのほかといえるでしょう。

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#0298@全員落選でヨシ [ニュース]

「社民のごね得? 福島氏、頑なに「閣議で署名しない」 政府は譲歩…」:イザ!
やっぱり、政治家っていうのは、みんな「いっしょ」なんだと思いました。
政権与党という「権力」には、必死でしがみつきたいわけですね。

そのため、党首が「離脱覚悟」なのに、末端の議員は「連立維持」を優先しようとするわけで。
そもそも、「連立与党にいればお互いに選挙協力が可能」という考え方が姑息ですね。
「立候補」なんですから、自分の力で当選して、初めて「議員」なんじゃないですか?

選挙協力が得られないなら、みんなで落選してしまえばいいんですよ。
社民党が消滅したって、ほとんどの国民は困りませんからね。

でも、仮に今回、離脱したとしても、長い目で見れば、民主党が政権を持っている間は、何度でも「連立のやり直し」はできるんじゃないですか? 「大臣が議員でなければならない」なら、党首ひとりだけ当選すればいいんですから。つまり「連立」を組むことだけなら、そんなに難しいことではないのではないでしょうか? 「参院選後に再度連立」だって可能ではないですか?

そう考えると、社民党の末端議員は「理念」で動いているわけではなく、議員それぞれの「エゴ」で動いているということがわかりますね。「連立にいる」ことよりも、「そのおかげで当選しやすくなる」ことにメリットを感じているから、必死になって「連立維持を」と訴えているという感じですかね。

社民党議員の頭の中は、すでに「国防より参院選」に切り替わっているのでしょう。

言うまでもなく、そんな議員に「国防問題」は任せられませんけどね。

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#0297@首都高の規制 [ニュース]

So-netニュース
警官が発炎筒置き忘れ、車全焼…都に賠償命令
>判決によると、警視庁高速隊は2006年9月14日夜、要人警護のため首都高速都心環状線外回りの浜崎橋ジャンクション付近で通行を全面規制し、同隊員が6本の発炎筒に火を付けて路上に置いた>
(ニュース記事より引用)

そして、この発煙筒が原因で、「規制によって停車させられていた車両」が燃えたというわけですね。
警官にとっては、民間人のトラックよりも、「要人警護」の方が重要なんですね。任務ですから。そのために出動しているわけですからね。
でも、「火の始末」ぐらい、ちゃんとしてほしいですね。これは「警官であるかどうか以前」の問題です。しかも、そんな「子供の火遊び」同然の過失なのに、原因者が警官であるというだけで、4年も裁判をやらなけりゃいけないって、どういうことなんですか?

もしかすると、「オレのせいじゃねぇ。オマエのクルマの整備不良が原因だろ?」って、警官が開き直ったってことですか?

その経緯がニュース記事では触れられていないのが残念ですが……(重要なことなんですけどね)。

それはともかく、首都高速というところは、この案件のように、「要人警護のため」と称して、突然、その通行が規制されることがありますね。仕事などで首都高速を使う機会が多い人なら、一度や二度はその現場に出くわしたことがあるんじゃないですかね。
もしこれが、普通の道路での警護だったら、要人を乗せた車両の前後にパトカーや白バイが連なって移動していたとしても、迂回することができるんですけど、でも、首都高速では、それがほぼ不可能なんですね。

なぜなら、要人の所在がテロリストなどにバレないよう、警護の隊列がどこに登場するかを、一般のドライバーが予測できないようになっているからなんです。そのため、「この先、警護で混むから、手前で高速を降りておこう」という作戦が通用しないんです。しかも、警護の隊列とともに、徐々に規制が解除されていくならともかく、予定された区間を隊列が通過するまで、パトカーや白バイがバリケードとなって、通行を完全に封鎖してしまうこともあり、そんなときは「完全停車」になります。

そのため、ヘタをすると、規制された車両の列の最後尾では、「止まっちゃったけど、前で何が起きてるの?」なんてことにもなるわけですね。トイレに行きたいときなどは大変ですよ。

ちなみに、こういう状況では、明らかにその区間では「大渋滞」が起きているハズなんですが、カーナビに搭載されている「VICS情報」でも、渋滞の情報は表示されません。これは、ひとつにはVICS情報にもタイムラグがあるので、更新が追いつかないということもありますが、大渋滞が起きていることを「悪意の第三者」に知られると、要人の所在がバレてしまうので、故意に表示させないようにしているとも言われています(つまり「権力」で、ってことです)。

とくに「皇居」付近には、一般車両が通れない出入り口がいくつかあり、「さっきまでいなかったはずの白バイが目の前に現れた」なんてことも起きますので注意しましょう。

では、万が一、「たまたま規制の列に紛れ込んでしまった」場合、ドライバーとしてはどうすればいいんでしょうか? 首都高速の本線上で完全にストップしている状態ですよ? ドライバーの心理としては、「いつ動き出すかわからないから、エンジンをかけたままスタンバイしておこう」と思いますよね? 果たして何分待たされるかわからないとしても、たぶん、多くのドライバーがそうすると思います。車外に出るのは危険だと判断し、とにかくそのまま待つという人も多いでしょう。

今回、トラックに乗っていたドライバーも、きっと「そんな感じ」だったのではないでしょうかね。もしかすると、自分のクルマの近くに発煙筒が置かれているという「自覚」はあったかもしれませんね。でも、「クルマから降りるべきではない」と思って、ずっと待っていたのかもしれません。「どうせ発煙筒の火なんて、すぐ消えるだろう」と思っていたかもしれません。しかし、警官や道路パトロールの人たちが使う発煙筒は「業務用」で、かなり長時間、燃え続けます。炎の大きさも、普通のクルマに常備されている発煙筒とは段違いです。

つまり「高性能な発煙筒」なんですね。だから、クルマが燃えてしまったのかもしれません。しかも、それを6本置いたとのことで、そのうちの1本以上が、クルマに近い位置に行ってしまったのでしょう。

しかし、そうはいっても、やはり、この「発煙筒の管理」の義務を負っているのは、そこに発煙筒を置いた「警官その人のみ」です。「発煙筒の火が燃え広がる可能性」というものを、極力排除しなければなりません。

それを怠ったから「子供の火遊び同然」と批判しているわけですが、きっと、それでも警察組織は当初の目的であった「要人警護」に成功したことを以て「よし」とするんでしょうけどね。そうやって当該警官を慰めるでしょう。警官だって、裁判で負けたからといって、自分が賠償金を払うわけでもないでしょうしね。「ちょっとクルマに近すぎたかなぁ……」ぐらいにしか思わないのではないでしょうか。


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#0296@夢見る首相 [ニュース]

連立維持へ社民説得=鳩山首相(時事通信) - Yahoo!ニュース
普天間問題で社民党の反発が避けられなくなった今、連立維持かそれとも離脱か? が焦点になってきましたね。

社民党の福島党首は、以前、「県外移設が不可能だった場合、連立離脱も覚悟している」という主旨の発言をしていますが、ここへきて、いよいよそれが現実味を帯びてきたためか、以前のようにハッキリとは回答しなくなっていますね。このあたりに「政治家のずるさ」を感じますね。参院選のことも視野に入れ、慎重に行動しようということなのでしょうが、結局、これでは「理念よりも政局優先か?」との批判が浴びせられるのは避けられないでしょうね。かつて某社会党党首が、「総理のイス」欲しさに自衛隊の存在を認めたことが思い出されます。

それにしても、今回も首相は、あまり現実感の感じられないコメントを残していますね。
いつも「希望」というか「理想」というか、「ワタシはこうしたい」という意思は示すものの、ほかの閣僚のコメントを聞くと、到底それが実現しそうにありませんし、両者のギャップについては、国民が見えるところでは埋める努力がなされていないようで、そのまま報道されてしまっています。マスコミがフォローして説明してあげないと、国民にちゃんと伝わっていかない感じなんですよね。

首相が「希望」を述べても、それが国民にまったく「希望」を与えないんですよね。むしろ「不安」を増幅させる方向に作用している感じです。
何だか、小学生に「おとなになったら何になりたい?」と尋ねたときに、「プロ野球選手になりたい」と答えているのと、同程度の「希望」にしか聞こえないんですね。そう、「リアル感」(現実味)がないんですね。

何でだろう? なぜこの人の発言には「リアル感」がないんだろう? と、いつも思うんですよね。
それは野党時代から感じていることなんですが、どこか世間離れしているというか、バーチャルな世界で発言しているというか、そんな印象を受けるんですね。

やはり、「住む世界」が違うからなんでしょうか?

首相が「国民目線」とか「沖縄の人たちの立場で」と発言すればするほど、逆に「空々しい」と感じてしまうんですが……。

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#0295@魚雷は誤射? [ニュース]

<韓国哨戒艦沈没>魚雷のスクリュー破片を発見(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
海底で、スクリューの破片を発見したそうです。

韓国当局は、これを以て、哨戒艦沈没の証拠とするようですが、発見そのものはともかく、それを公表するということは、もはや「拳を振り上げた状態」になるわけですから、大きな決断といえるでしょうね。

さて、北朝鮮側は、この声明に対して、どんな反応を見せるでしょうか?

いつものように、「韓国のでっちあげ」と主張するでしょうかね。しかも、シロウト目に見ても、この証拠はねつ造しやすそうですよね?
歴史的な背景を考えると、黄海の海底に、ロシア製と思われる魚雷の破片があるのは、そう不思議なこととも思えませんからね。今回、回収した「スクリューの破片」が、いつの時代のものなのかが特定できないと、証拠能力的に疑問符が付きます。それに、仮に年代が特定できたとしても、そのスクリューが北朝鮮のものと特定することができるのでしょうか? もっといえば、「韓国当局が用意したのではないか?」と疑うこともできるわけで……。

でも、韓国当局に、証拠をねつ造してまで、両国の情勢を故意に緊迫させる理由があるとは思えないので、どちらかというと、「ホントは波風立てたくないけど、今回は黙っていられない」という感じですかね。

一方、北朝鮮側にも、「波風を立てる」理由が見あたりません。いつもの「言葉の上でのけん制」ではなく、「相手の哨戒艦を沈没させる」という、決定的な軍事行動によって、その意思を表明するほど、テンションが上がっていたのでしょうか?

何だか、よくわからないですね。仮に北朝鮮の魚雷だったとしても、それが「攻撃」だったのかどうか……。
もしかすると、いつものように偵察に行ったところ、思わぬところで哨戒艦に遭遇し、何らかの理由で「攻撃を受けそうだ」と判断したために、魚雷を発射してしまったのかもしれませんね。あるいは、同様の状況で、本当の「誤射」が起きてしまった(故意に発射するつもりはなかったのに撃ってしまった)とも考えられます。

韓国の大統領は、アメリカ大統領に電話して協力を求めたようですが、日本政府は同様の要請があった場合、どんな声明を発表するんでしょうか?

北朝鮮側がどんな反応を見せるか? それを見てからの対応になるんでしょうか。

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#0294@噛みタバコは禁煙の対象? [ニュース]

本日発売の“無煙たばこ”を試してみた(オリコン) - Yahoo!ニュース
カートリッジ式の「噛みタバコ」が発売されたそうです。

コレ、アジアのどこかの国にも似たような商品がありますが、「薬剤の揮発ガスを吸い込む」というタイプですよね? でも、発売元はJTだし、ニコチンも入っているということで、タバコであることには違いないと。

おそらく、喫煙者は、こんな「刺激」じゃ物足りないんでしょうね。
でも、慣れればそれなりに、「うまい」と感じるようになるのかもしれませんね。

それに、もしかすると「絶煙」にもつながるかもしれませんし。
そもそも、ニコレットなんかのニコチンガムも、ニコチンの摂取量を徐々に落としていくことで、最終的にタバコを止める、という商品ですからね。似たような効果は期待できるかもしれません。

ただ、ワタシが懸念しているのは、この噛みタバコが「禁煙」の対象になるかどうか? という点です。煙が出ないので、その点では周囲に迷惑をかけないと思われ、いってみれば「パイポをくわえているのと同じ」というわけですが、その状態で、例えば周囲にタバコの臭いが拡散するようでしたら、やはり嫌煙者にとっては不快な臭いということになるでしょうから、そうなると、やはり「禁煙場所では使えない」ということになりますよね?

せっかく「実際に使ってみました」という記事を作るなら、そのあたりについても検証してもらいたかったですね。嫌煙者が嫌がるのは、煙そのものだけでなく、煙の臭いであり、それが衣服や毛髪に付着したときの臭いなんですからね。

たぶん、煙が出ないなら、臭わないとは思いますけど……。

それにしても、今頃、どこかの会社の会議室で、コレをくわえている人がたくさんいるだろうなぁ、と思うと可笑しいですね。今どきは、会議室やオフィスだけでなく、会社全体とか、ビル全体が禁煙なんてことも当たり前でしょうから。もっともタバコを止めたくない世代が、今どきの重役世代ですからね。そんな彼らも「禁煙」という会社の規則には従わなければならないわけで……。

と、ここまで書いて、やっと気付きました。JTが狙っている購買層は、まさに「そういう人」なのではないでしょうか? つまり、「ニコチンを合法的に、誰にも迷惑をかけずに摂取すること」を希求している人たちです。となると、ほかにもいろいろな状況での「噛みタバコ」が考えられます。

・図書館
・映画館
・通勤電車の中
・入院中のベッドの上

4番目は入院している理由(病状)にもよると思いますが、上の3つでは、ほぼ確実に噛みタバコが使用されそうですね。

となると、これは大問題です。せっかく下がってきた喫煙率が、また上がるかもしれません。どこでも堂々と「吸える」となると、「つい昨日までタバコを止めようと思っていた人」まで、「試しに買ってみるか」となりますからね。実質的な喫煙率は下がらない、ということになりそうですね。それでも、ニコチンを摂取しているからには、ニコチン外来の治療も受けられるわけで、そこで「健康保険診療のムダ遣い」が発生することに代わりはありませんが……。

「JT」が生き残り作戦として、ファイナル・ウェポンを投入したということでしょうか。
単価設定もタバコからの「乗り替え」にちょうどいい金額として、導入のハードルを低くしていますしね。これがヒットすれば会社も安泰でしょう。タバコ農家も救えます。

そのうち、いつの間にか、噛みタバコが「主流」になっていたりするんでしょうか?

もちろん、「味」の面で、普通のタバコと同等かそれ以上でなければ、簡単には乗り替えないでしょうけど。

どうなんですか? その「味」は。

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#0293@病的無頓着 [ニュース]

民主党:山岡氏「普天間は雲の上の話」と発言 抗議で撤回 - 毎日jp(毎日新聞)
この人は、まったく空気が読めないんですね。今、もっともセンシティブな話題に対して、あまりにも無頓着すぎる発言です。
この政治家的な、ある意味「脳天気」な無頓着さを、「病的無頓着」と名付けました。歴代の首相や大臣の「失言」は、まさにこの病気が原因で発生し、繰り返されてきたといえるでしょう。

元来、国政を預かる政治家にとって、今回の基地問題は、マクロな視野で考えれば「枝葉」の問題です。沖縄や徳之島の人には申し訳ありませんが、この問題は、「権力を持った誰か」が、地元の反対を押し切ってでも、どこかに落ち着かせなければなりません。このままずっと、何十年も決着させないというわけにはいかないからです。

逆に、国政の政治家(国会議員)が国全体のことを考えなくなり、地元(選挙区)の利益のためだけに行動するようになる方が、健全とはいえないのではないでしょうか。もちろん、そういう政治家も少なからず存在するでしょうが……。

しかし、普段、そうやって「マクロ」で物事を眺めているとしても、マスコミの前、テレビカメラが回っているところでは、「自分の発言に怒りを感じる人もいるかもしれない」と考え、極力、その発言には気を遣うべきでしょう。そのことに気付かないのも、「病的無頓着」の症状のひとつなのかもしれませんが……。

「政治家は自分の意見を言うべきだ」と主張する議員もいるでしょうが、「言いたい放題」で物事を語ることと、自己主張とは次元の違う話です。

もし、それでもどうしても「自分の意見を言いたい」というなら、万人が納得するように、詳しく説明してほしいですね。今回のように、思いつきで、説明不足のまま話しているだけでは、反感を買うのは当たり前でしょう。

政治家からすれば、「マスコミはネタになりそうな発言だけを切り取って報道する」と批判したいところでしょうが、もしすべての「失言」がそういう経緯で報道されたことが原因で問題化しているとするなら、「撤回」したり「謝罪」したりする必要はないはずですよね? もう一度、言い直せばいいわけですから。

そのあたりの対応が中途半端だから、「政治家なんて信用できん!」となってしまうのではないでしょうか。

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#0292@常套手段 [ニュース]

So-netニュース
「酸っぱい」カツ重…売れ残りトンカツ肉転用 
神奈川県横浜市の「COOP」で、売れ残った肉を再販したら、客にバレてしまったというニュースです。

あくまでも、ワタシ個人の「推測」ですが、この手の「転用」は、いわば日常茶飯事に行われていると思います。もちろん、仕入れ伝票の改ざんが可能なことが前提ですが、そもそも「確信犯」として、こういうことをやる業者にとっては、改ざんもその「業務の一部」なので、ルーティンな作業として行っていることでしょう。

その「手段」はこうです(繰り返しますが「推測」です)。

まず、最初は肉を生で売ります。新鮮なうちが、もっとも高く売れますから。売れ残ったら、タレをかけるなり、漬けるなりして「焼き肉用」とか「スタミナ焼き」とか「しょうが焼き」としてリパックするか、挽肉にして、ハンバーグや餃子やコロッケを作るか、豚肉ならトンカツ、鶏肉ならツクネにしたり、照り焼きにして「加工肉」として販売します。それでも残ったら、弁当の具として使ったり、冷凍加工食品に転用したりします。

もしワタシが「商売人として肉を販売する業者」だったら、きっとそうするでしょう。もちろん「食物として安全」であり、なおかつ「ある程度の味を保証できる」ことが前提ですが、売れ残った肉をすべて廃棄していたのでは、きっと商売が成り立たないでしょうから、何らかの形で「再使用」すると思います。

自分がそういう考え方を持っているので、多くのスーパーマーケットもきっと、同じこと、あるいはもっと凄いこと(どう凄いかわかりませんが)をやっているに違いないと推測します。

ですから、ワタシはここ数年、スーパーマーケットでは「加工肉」を一切購入していません。生の肉しか買いません。刺身用はもちろん、そうではない肉も含めてです。何しろ、「生肉」でさえ、産地偽装が絶えない昨今ですからね。また、生であっても「挽き肉」の場合、数種類の肉が混ざっていると考えられるので買いません。もちろん、そのせいで「作れる料理」が限られてしまうキライはありますが、そもそも加工肉を使った食品は、味付けが濃かったり、カロリーが高いものが多いので、むしろ、そういうものを食べなくて済むと考えれば、それもまたメリットとなります。

ところで、ワタシがどうして「スーパーの肉は怪しい」と考えるようになったかとうと、それは伊丹十三監督の「スーパーの女」という映画を見たことがきっかけです。この映画はスーパーマーケットの舞台裏を描いた作品ですが、その中の一場面で、「いくつかの肉を混ぜて、客にわからないように売るのがプロのワザだ」と、具体的な方法で説明するシーンがありまして、それを見たら、もう以前と同じ感覚でスーパーマーケットに足を運ぶことができなくなりました。もちろん、映画は「フィクション」ですが、誰もが考えそうな「ワザ」が描かれているわけですからね。「きっと、こういうスーパーってあるんだろうなぁ」と思うのも当然でしょう。

ただ、同じ考え方を他人に押し付けようとは思っていません。法的な問題は別として、「売れ残った生肉を加工して売る」という行為は、食材の利用法としては有効だと考えるからです。有効利用することで、無駄な食品ゴミが減り、なおかつ消費者が安く購入できるなどのメリットが発生するとすれば、こんないいことはないわけですから。

しかし、同じ手法の「有効利用」でも、それが「利益を優先し安全性を軽視する」という結果になってしまってはいけません。要するに「良心」の問題というわけですが、ワタシは、そういう「安全性軽視」の業者がたくさんいそうな気がするので、

「生肉しか買いません」

と言っているだけなんです。

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#0291@オオカミが来たよ~ [ニュース]

<普天間>鳩山首相 「5月末決着」変更なしを明言(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
鳩山首相は、「ちょっと先の未来」のことに関しては、いつも強気な発言をしますよね。
それは「楽観論」から来ているのでしょうか? それとも「希望的観測」なんでしょうか?

しかし、これからはあまり「できる、やる」と「豪語」しない方がいいと思いますね。

今回の一件で、首相が公の場で「個人の希望」を述べても、それが実現する確率は低いに違いないと、国民は知りましたから。もはや国民には、「どうせ、またダメだよ。できもしないことを言いやがって」と冷ややかな目で見られています。

それはまるで、「オオカミが来たよ~」と言い続け、ついには信用されなくなった少年のようです。

そういう「強気の発言」をすることがリーダーシップだと思っているんでしょうか。ワタシは昨日のブログで「あいまいな表現」と「謝りすぎる姿勢」を批判しました。でもそれは「威厳」を求めたからであって、決して「強がって開き直る」ことを期待したからではありません。

ここ数日は、質問する記者の言葉にも「トゲ」が感じられるようになりました。国のリーダーに対する「敬意」といったものが、まるで感じられません。もしかすると、そういう質問の仕方をすると、首相がつい「本音」を話してしまうことを記者側が学習し、その「性格」をうまく利用しようという作戦なのかもしれませんが、もしそうだとすると、まんまとハメられていますね。

「追い込まれると下手に出るが、まだ趨勢が見えていない事柄に関しては、徹底的に強気の発言をする」というのは、マスコミの格好の餌食になると思うんですけど……。

5月末に決着すれば「本人のため」にはいいですけどね。それが国民のためになるかどうかはともかくとして。でも、もしダメだったとしても「5月末決着は個人の希望であって、首相としての発言ではありません」とか言って、また報道陣を煙に巻こうとするんでしょうか?

民主党内にも「首相の発言には困っている」という人はたくさんいるでしょうね。いいんですか? このまま勝手にしゃべらせておいて?

ところで、余談ですが、今日、徳之島の3人の町長が首相に会いに、東京に来るそうですね。なぜ、首相の沖縄行きと日程を合わせなかったんですかね。沖縄行きの前後に徳之島に行けば、町長がわざわざ来ることもなかったでしょうに。3人分の往復航空機代だって、税金なんですからね。効率よく使って欲しいですよね。

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#0290@「理解」の使い分け [ニュース]

首相「沖縄にも徳之島にも」移転検討伝える(読売新聞) - Yahoo!ニュース
首相は普天間問題に関し、マスコミの追及をかわすために、ついに「県外移転は党の公約ではない」などと言い出したようです。どうやら、マニフェストに「印刷」されているかどうかで、それは決まるということのようですね。発言は記録としては正規のものではないと。

では、党の公約である「沖縄の負担軽減」とは、いったい、何を以て「軽減」とするのでしょうか?

数年前、民主党は自民党の「マニフェストに数値目標がない」ことをあげつらっていましたが、では、民主党は、沖縄の「負担軽減」に関し、どのような数値目標を設定しているというのでしょうか?

基地の専有面積? ヘリコプターの発着回数? 飛行ルートの変更? 何の指標も示していませんね。

こういう「あいまい」な表現は、そもそも政治家の得意とするところではありますが、そういういい加減なことを言うから、あとで「詭弁で逃げざるを得ない」ハメに陥るんですね。

そんな首相の発言ですが、最近「これは問題だなぁ」とワタシが思う、その「あいまいな表現」は、首相がよく使う「理解」という言葉です。どうも「二枚舌」のように、この言葉を使い分けているようです。発言の「文脈」を読むと、首相が

「沖縄のみなさんに、ご理解をお願いしたい」

と言った場合の「理解」は、「政府のいう通りにしろ」という意味ですが、

「沖縄のみなさんのお気持ちも理解しております」

と言った場合の「理解」は、「一応、あなたたちの気持ちも知ってますよ」という程度の意味合いに過ぎません。理解したからといって、何かしら具体的な行動を起こすわけではないということですね。

つまり、同じ言葉を、「自分用」と「相手用」で使い分けている、ということのようです。そうした「話法」によって、詭弁を詭弁として受け取られないよう、うまく工夫しているわけですね。

もっと、「普通」に「具体的」に話すことはできないんですかね。ここまで来ると、「政治家だから表現があいまいなのだろう」という評価を通り越して、「ほかに表現方法を知らないのではないか?」と勘ぐってしまいます。

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